美しいバラを咲かせるために
きれいに咲いてほしいから消毒もしています。
芽が出たころの『ダコサプ』に始まり、花が咲くまでは2週間おきくらいでローテーションします。
花がひと段落したらまた月1~2回くらい。
ローテーションや配合など(実は)私のための備忘録です。
噴霧器は手でシャコシャコ圧力をかけるタイプのを3年ほど使いましたが、ノズルの出が悪くなってきたので、アイリスオーヤマの電池式を購入しました。
とっても楽でストレスもなく、4リットルくらいすぐ終わるようになりました♡
3月初旬 啓蟄の芽薬にダコサプを!!
啓蟄3月初めには「ダコサプ」だと京阪園芸の小山内先生がYouTubeチャンネルで言われてました。
殺菌剤のダブルパンチです。
ダコニールを4cc(希釈倍率1000倍)+
サプロールを4cc(希釈倍率1000倍)
を4リットルの水に①サプロール②ダコニールの順に溶かして噴霧しました。
サプロールが展着剤も兼ねるので、別に展着剤を入れる必要はないとのこと
ダコニールは様々な病気(うどん粉病、炭疽病、斑点病など)に対する殺菌効果を持ち、発生前に散布することで病原菌の発生を抑制します。高温期に使うと薬害が!?
サプロールはバラの黒星病に優れた効果を発揮し、各種植物のうどんこ病やさび病にも効果があります。表面だけでなく中に浸透するとのこと。
うどん粉病に サンヨールとポリオキシン
うどん粉病をどうにかしたいときは、バラの家のやす店長がブログで『「ポリオキシン」と組み合わせで効果UPの「サンヨール」の合わせ技が特攻薬』と教えて下さってます。
サンヨール乳剤を4cc(希釈倍率1000倍)+
ポリオキシンAL水溶剤を1.6g(希釈倍率2500倍)(3ccのスプーンかるく1杯)+
ダイン(展着剤)4滴
4リットルの水に①ダイン②サンヨール乳剤③ポリオキシン水和剤の順に入れて混ぜ噴霧しました。
サンヨールは花や野菜などに使える、薬害の少ない有機銅系の殺菌剤です。害虫への効果も高いことから家庭園芸用の殺虫殺菌剤として販売されています。サンヨールの効能はうどんこ病や灰色かび病といった病気の治療と、アブラムシやハダニ、チュウレンバチといった害虫の予防、駆除です。
ポリオキシンはうどん粉病に効果絶大
ベニカR+サルバトーレME
消毒のローテーションの一つ。まつおえんげいのまつお先生がYouTubeで紹介されていた組み合わせで
ベニカRを40cc(希釈倍率100倍)+
サルバトーレMEを1cc(32滴)(希釈倍率4000倍)+
ダイン(展着剤)4滴
を4リットルの水に①ダイン②ベニカR③サルバトーレMEの順に溶かして噴霧しました。
ベニカR(殺虫剤)はアブラムシ、ハダニ、コガネムシ(成虫)、チュウレンハバチはもとより、花弁を傷つけシミの原因となるヒラズハナアザミウマまでばらに発生する様々な害虫を速攻退治します。
バラゾウムシには1~2週間の持続性があります。
サルバトーレME(殺菌剤)は予防効果だけでなく治療効果も兼ね備え、発病後の散布でも防除が可能です。すばやく有効成分がいきわたり、環境にやさしいとのこと。バラには高濃度で散布すると葉に薬害が生じることがあるので3000倍を厳守
トップジンMゾル+オルトラン液剤
これもまつおえんげいのまつお先生がYouTubeで紹介されていた組み合わせです。
トップジンMゾルを4cc(希釈倍率1000倍)+
オルトラン液剤を8cc(希釈倍率500倍)+
ダイン(展着剤)4滴
4リットルの水に①ダイン②オルトラン液剤③トップジンMゾルの順に入れて混ぜ噴霧しました。
トップジンMゾルはカビ類(糸状菌)が原因で起こる広範囲の病気に効果があります。
病原菌の侵入を防ぐ予防効果と侵入した病原菌を退治する治療効果を兼ね備えている浸透移行する殺菌剤です。植物に対する薬害も少ないです。
オルトラン液剤は葉や根から吸収されて植物体内にゆきわたり、広範囲の害虫に対して効果が持続するすぐれた浸透移行性殺虫剤で、害虫防除薬として適しています。
アブラムシ類、チュウレンジハバチなど
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